90年選挙で「30億円」

想像を絶する額です。

奄美の有権者は、選挙のたびに大金を手にしていたんですね。金銭を受け取った人は、果たして本当に徳田元議員に投票したのでしょうか。

補選では選挙違反の内容にしていただきたいです。

徳洲会公選法違反:90年選挙で「30億円」−−元事務総長

毎日新聞 2014年03月06日 東京朝刊

元徳洲会事務総長の能宗(のうそう)克行被告(57)=業務上横領罪で起訴=が5日、東京地裁(若園敦雄裁判長)であったグループ幹部2人の公判に証人出廷し、徳田虎雄前理事長が1990年の衆院選で初当選した際に「30億円を投じた」などと証言した。

能宗被告は、前理事長が83年に初めて立候補して以降の選挙戦について「10億、20億、30億円という金を選挙に投じ、ほとんどを買収に使った」と説明。後継者の徳田毅前衆院議員の2009年選挙でも買収があったと明かし「『こういう経費がかかりました』と、前理事長のほか徳田前議員にも報告した」と語った。

能宗被告は前理事長の親族と対立し、昨年2月に解雇された。選挙違反の実態を東京地検特捜部に詳述したが、自身もグループ会社から3000万円を着服したとして起訴された。【近松仁太郎】