公選法に定められた以上の日当を約束すると選挙違反です


ウグイス嬢への日当は15,000円が上限と定められていますが,いわゆる一流のウグイス嬢ではこの額では足りないようで,上限以上の額を支払うと約束するという慣行がありました。現在では少なくなったようですが,この記事を見る限り,地方では依然として続いているようです。

公選法に関する法違反は,約束しただけで成立するものが多くあります。選挙後に問題が発生しないよう,選挙法務専門の行政書士に依頼することを強くお勧めします。

 

公選法違反:参院選買収 報酬倍額支払い約束、民主・大西陣営運動員に罰金 /奈良

毎日新聞 2013年09月27日 地方版

 7月21日に投開票された参院選で、奈良選挙区に民主党から立候補した大西孝典氏(57)=落選=陣営の女性アナウンス係に、日当として定められた範囲を超える報酬を支払う約束をしていたとして、運動員だった大阪府内に住む40代女が、公職選挙法違反(買収の約束)容疑で書類送検され、奈良区検が同罪で略式起訴していたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。奈良簡裁は、女に罰金と公民権停止3年の略式命令を出し、即日納付されたという。

 捜査関係者によると、女は選挙カーに乗り込む女性アナウンス係9人に対し、公選法で定められた日当1万5000円の倍額に相当する約3万円の支払いを約束したとされる。実際には払っていないという。【村本聡、芝村侑美】

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