神戸市議が政務活動費の架空委託を認める


 神戸市議会の会派「自民党神戸」が政務活動費から調査委託費として業者に不透明な支出をしていた問題で、委託を担当した大野一市議(62)と業者の双方の弁護士が「委託は架空だった」と認めていることが、29日分かった。同日開かれた市議会の会派代表者会議で報告された。

会派の団長を務めた市議らが両弁護士から聞き取りを実施。業者側は「調査はしていないし、金も受け取っていない」とし、大野市議の求めに応じて白紙の領収書を渡すなどしたと説明した。大野市議が業者から受け取ったとしていた調査報告書の作成も否定した。大野市議の弁護士もこうした内容を認めたという。

〔共同〕

かねてより問題になっていた神戸市議会の自民党会派による政務活動費架空支出問題ですが、業務委託を担当した議員が架空委託を認めたようです。

架空の委託を捏造し、市から政務活動費を騙し取ったとすれば、詐欺罪が成立する可能性が高いです。神戸市が含まれる兵庫県では、昨年に県議会議員の政務活動費支出に関して問題があったばかりです。

政務活動費は、地方議員の調査能力を向上させる目的で導入された制度です。議会活動に役立つ使い方が求められますが、一部の議員にとっては第二の報酬という認識しかないのでしょう。

政務活動費に関する収支報告書提出を厳格に求め、議会と有権者によるチェックに委ねることが必要と言えるでしょう。

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